BTCは第二四半期アノマリー示現 第三四半期は外部環境を味方にできるか | ビットバンク マーケット情報

6月のビットコイン(BTC)対円相場は前月比29,393円安(- 2.89%)の988,711円(第1表)。この月は相場が対ドルで10,000ドル水準に浮上する度にマイナーや鯨のBTC送金が相場に冷や水を浴びせ、上値を抑える材料となった。加えて、6月の米指標改善が見られると逃避資金流入の観測も後退、17日にはマイニング難易度を示すディフィカルティーが約15%と大幅に上昇し、実需筋の売りへの警戒感も一層強まり、一月を通して概ね上値の重い展開が続いた。しかし、決定的な売材料にも欠ける中、一定の底堅さも確認され、出来高は細り、ヒストリカルボラティリティー(HV)は低下し、足元では手控えムードが漂っている(第1図)。今朝方にはディフィカルティーの調整もあったが、ハッシュレートがほぼ横ばいで推移した今サイクルの調整率はゼロ%(btc.com調べ)となった(第2図)。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 長谷川友哉
引用元: ビットコインニュース

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