Weiss社格付け騒動~我々は一体何を見せられていたのか~

下落ですっかり消耗した1月下旬の仮想通貨界隈を騒がせたのは、Weiss社による史上初の「仮想通貨格付け」だった。

日本時間1月24日の午後11時に発表予定の格付けをめぐり、さまざまな予想が乱れ飛んだ。

インフルエンサーの中でも、実際の格付けに先立って予想を行う者が出てきた。

このツイートをきっかけにして、界隈の格付け大喜利がスタート。

また、格付けの発表時間は当初、1月24日の午前9時といわれていたが、Weiss社のカウントダウンの設定ミスにより、実際は12時間後の午後11時の発表となった。

実際の格付けは以下の通り。(主要通貨のみ)

ETH・・・B

ADA・・・B-
NEO・・・B-

BTC・・・C+
DASH・・・C+
GBYTE・・・C+
LTC・・・C+
NEM・・・C+

ETC・・・C
LSK・・・C
XMR・・・C
XRP・・・C
XLM・・・C
ZEC・・・C

BCH・・・C-

BTG・・・D+

実に70種類以上にわたる仮想通貨に、B~Dの格付けがなされた。

正直多すぎるうえ、ほとんどがCやC-、C+に収束しており、「適当につけたんじゃね」と印象が否めない。

Weiss社の説明によれば、格付けの基準として「価格リスク、報酬の可能性、ブロックチェーン技術、採用、セキュリティなどの要素を評価」するとしているので、単なる「割安」とか「割高」という目線だけではなさそうである。

twitter上で出回っているPDFファイルには、時価総額や価格、格付けしか載っておらず、コメントも何もないため、各通貨への格付けがどういった根拠でされたかは今のところ分からない。

公式サイトを見ると、レポート購入への誘導があることから、最初からそれ目当てだったということか・・・。

それにしても $MONA の格付けがないのは、 $LTC のコピーに過ぎないという評価からだろうか。なんとなく、このことがボディブローのように後でダメージになるような気がしてならない。

引用元: モナコインで城を建てるブログ

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